• 濡れ指数をエアーとガスの混合比率の調整により自由に設定することができる。
• 表面処理を行う際の調整が容易である。
• 製品のサイズによって働き幅を自由に選定できる。

• PE/PPのボトル等の樹脂成形品のスクリーン印刷・パッド印刷・オフセット印刷等の印刷適正およびインクの剥離強度の改善
• PE/PP等のポリオレフィン系の樹脂の接着・粘着加工における接着・粘着強度の改善
• 押し出しラミネート加工における張り合わせ強度の改善のための前処理装置
• 各種コーティング加工におけるコーティング特性の改善およびコーティング材とベース材との剥離強度の強化
• 紙・繊維等の毛羽焼き装置
• その他、親水性の改善および酸化処理装置

PE/PP等のポリオレフィン系の合成樹脂に印刷・接着・塗装・コーティング等の加工を行う場合は、
樹脂自体がカルボシキル基等の極性基を保有していないために、非常にその加工性が悪いという
特性を持っています。それらの特性を改善するために表面改質をする必要があります。そこで通常、
ガスとエアーの混合ガスを燃焼させた高エネルギー体を直接樹脂表面に照射することにより、瞬時
に表面処理を行います。フレーム処理を行う過程において、ガスの成分・エアーの成分・エアーとガス
の混合比率およびその燃焼量のわずかな変化が、大きく表面処理に影響します。